お役立ち情報
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よくある症状・対処

こんな症状のとき、どうしたらいいの?

不整脈について

不整脈とは、心臓の規則的な興奮のリズムが不規則になり乱れる状態です。ほとんどの場合動悸として感じることが多いようです。

精神的なストレスや過労、喫煙、飲酒、コーヒーの摂取が誘因になることが多く、ほとんどの場合は心配ありません。しかし、大きな病気が関係していることもありますので我慢せずにご相談下さい。

高血圧について

血圧とは、血液が心臓から押し出されて血管(動脈)を通る時に血管壁にかかる圧力です。高血圧が続くと血管壁への障害となり、動脈硬化が進行します。これにより脳血管障害、心筋梗塞、腎蔵病などの合併症を引き起こします。

高血圧による直接の自覚症は少ないため実感が湧きません。このため、家庭で血圧測定を行うことが高血圧治療の行う上で大変重要になっています。血圧が心配な方や現在高血圧の治療を受けられておられる方も、家庭で血圧を測る習慣をつけましょう。

睡眠時間無呼吸症候群について

夜間睡眠中に10秒以上呼吸が停止する無呼吸状態、あるいは睡眠1時間あたりの呼吸回数が元の回数の30%以上低下することで低酸素状態となります。夜間睡眠中に熟睡できず、昼間に睡眠不足による眠気のために集中力低下や全身倦怠感などの症状が出現し、居眠りをして心不全や不整脈、高血圧の原因となります。

「いびきがひどい」「睡眠中息が止まる」「日中眠気が強い」などの症状があれば、検査を受けて下さい。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)について

肺気腫、慢性気管支炎などが含まれます。

有毒なガスや粒子の吸入により気管に障害がおこり、咳、痰、労作時の息切れなどの症状が徐々に進行する病気で、タバコが最も重要な原因です。慢性に進行する病気なので、早期に発見することが大切です。

進行すると軽労作でも息切れが強くなり、血液中の酸素濃度の低下や炭酸ガス濃度の増加、最終的には酸素療法(在宅酸素療法)が必要になります。喫煙者で慢性的に咳、痰がある方は呼吸機能検査を受けることで診断が可能です。